目的:Gitコマンドを使用し、ローカルからGithubのポジトリを利用する。
以下の環境にて実施:
OS:Windows8.1
msysGit:msysGit-netinstall-1.9.5-preview20150319(2015/05/02時点)
前提条件:
- Githubへユーザ登録がなされていること
- msysGitのインストールがされていること
- GithubへSSH鍵の登録がされていること
- 作業用ディレクトリを作成し、更新用ファイルを用意しておく
- 各コマンドに対しての管理人の知識は初心者なので、それを前提として見て欲しい
前提条件を満たしていない方は、
以前記事を作成しているので、そちらを参考に環境を構築する。
以下の流れにて実施
- ローカルにてディレクトリの初期化
- ローカルにてファイルの追加
- ローカルにてファイルのコミット
- Githubへの接続
- Github上へコミットしたものを送信
今回は、各項目内容が小さいので統合する。
1.1
msysGitを起動し、作業用ディレクトリへ移動しておく。
1.2
ディレクトリ内を初期化するコマンドを実行する。
コマンド:git init
実行後、ディレクトリを見てみると.gitができている。
1.3
ディレクトリ内に自分で作成したファイルがあることを確認し、以下のコマンドを実行する。
(私の場合、README.txtと言うファイルを作成し、中にリポジトリ名を記述してある)
コマンド:git add README.txt
実行した後、改行がどうとか言っていても無視する。
1.4
追加したファイルをコミットするため、以下のコマンドを実行する。
コマンド:git commit -m "first commit"
追記(2015/06/03-12:50)
git commit -a -m "コミットコメント"
-aオプションを付けると変更を自動検出してくれる。
メールアドレスとユーザ名を登録していない方はこの時点で止まると思う。
1.5
ローカルからGithubへ接続するため、以下のコマンドを実行する。
コマンド:git remote add origin git@github.com:アカウント名/リポジトリ名.git
コマンド自体は接続先を追加しているだけ。
「git remote add」がコマンド自体の部分。
「origin」が接続先に付ける名前、
つまり「git@github.com:アカウント名/リポジトリ名.git」を短縮的に呼ぶ名前を付けている。
(次回以降呼び出しが楽になる)
「git@github.com:アカウント名/リポジトリ名.git」だが、
Githubのリポジトリを作成した場所へ行くと、URLが以下のようになっていると思う。
https://github.com/アカウント名/リポジトリ名
そのアカウント名とリポジトリ名の部分を持ってきたものになる。
詳しい「git remote」については、以下を参考にすると良い。
https://www.atlassian.com/ja/git/tutorial/remote-repositories#!remote
http://transitive.info/article/git/command/remote/
追加した後、「git remote -v」をしてみると分かりやすいかと...
1.6
Github上のリポジトリへ、ローカルでコミットした内容を反映するために、情報を送信する。
以下のコマンドを実行する。
コマンド:git push -u origin master
「git push」がコマンド自体の部分。
「-u」はコマンドの引数。
「origin」は1.5でやった名前を付けた接続先。
「master」更新する対象。今回は大本のマスターを更新している。
詳しい「git push」については、以下を参考にすると良い。
http://shoma2da.hatenablog.com/entry/2014/03/08/234523
https://www.atlassian.com/ja/git/tutorial/remote-repositories#!push
引数なしは危険ですって記事があったのでご紹介します。
http://dqn.sakusakutto.jp/2012/10/git_push.html
1.7
Githubへアクセスし、コミットしたファイルが存在しているか
対象のリポジトリ内を調べる。
以上!!
以下、参考にさせて頂いたサイト
YATのblog - GitHubを使ってみよう!導入と簡単な流れ、よく使うコマンドなど。